2011年4月12日火曜日

帯状疱疹 〜首から上

いつかやると思っていたけれど・・・

顔に来た!
小鼻の下辺りに疱疹ができた。5日後くらいから、口元、頬骨、頭皮と一直線に帯状に疱疹が出た。

ヘルペスのウィルスが脳の神経に入り込んで、脳にメスを入れられているような痛みが1週間続いた。
それだけではなくて並行して、歯の神経(?あるいは右上顎の歯茎のライン?)にも入り込んだようだ。
痛くて物が噛めない、その上、歯医者に行って、ぐいんぐいんと歯を削られる時に、ツキン!っと来るあの痛みに間欠的に襲われて1週間が過ぎた。

頭痛があまりにひどかったので、帯状疱疹だとは思わず、医者へ行くのが遅れた。
どうしてかと言うと、私は脳動脈瘤を持っているので、何度か脳神経外科の先生の所で受診したことがあるのだが、いつかひどいめまいでぶっ倒れた時、あの先生は「ちゃんと検査しているのだからなんの不満があるのですか、頭痛くらいで・・!」ととても嫌な感じの対応をされた後なので絶対行きたくなかったのだ。私の主治医は何故か心配して、脳神経外科に私をまわすのだ。

しかし、今回は皮膚科だった。(内心、ホッとした)
先生に「もっと早く来ないと、、、後がひどくなりますよ。神経痛が残る可能性が高いです。短くても一年くらいは苦しむかもしれませんね・・・」と言われた。
頭痛との格闘の最中だったので、思考力ゼロ!「はあ、覚悟します」とぼんやり答えたけれど、少し時間が過ぎて薬が効き始め、痛みが引く時間も出てくると、冷静さを取り戻し・・・

もし、顔面神経痛になったらどうしよう?
(中学の大嫌いなにやけた担任は、顔面神経痛だった、あんな顔になっちゃうの?ヒクヒク・・・)
この頭痛が神経痛になって残ったら、私は死んでしまうかもしれない。絶対に耐えられない!
(メスが脳に、間欠的にグサッ、グサッ!と突き刺さる・・・)

かなり深刻さを増した。

痛みが始まって10日余り・・強い薬に変えてもらいやっと薬が効いて体が楽になってきた。
「あなた、余程疲れていましたね?」と先生に言われたが、私は本当に疲れていたのです。
人生から逃げ出したいくらい疲れていました。死んじゃいたい、って涙していた。
けれど、そんな時に地震が起きたので、頑張らなければ・・・被災地の人々に申し訳ない・・・そう思って叱咤激励していたのだけれど、限界を越えてしまった。

丈夫じゃないんだから、背伸びはせずに、弱虫は弱虫なりに頑張ればいいんだ、って思うことにした。

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