2012年5月27日日曜日

女性の年齢って・・・


我が家はバラの花が真っ盛り、素敵な季節を迎えています。
パンジーが終わって、クリスマスローズもくすんだ色になってきて、ジャーマンアイリスの季節が何となく過ぎ、裏のローズマリーが華やかになってきました。



クレマチスも素敵! 色々な種類のクレマチスが次々に顔を出してくれています。


ところで、最近女性の年齢が全く分からないことが多く、私の友人たちもそれぞれに大変なことを抱えているにも関わらず皆さんとてもおしゃれで美しく、全然変わらない。
50代から80代まで、何歳の人も活き活きと生きているせいか、普通の主婦なのにとても輝いています。

でも、テレビを観ていて気になっていたことがあったのですが・・・人に観られることが仕事の女優さんたちも、全然変わらない女優さんと、いやあ、老けたねえ〜と思う女優さんがあるのはどうしてなのかしら?その違いってなんなのだろう?と心に引っかかっていました。

黒木メイサと多部未華子主演の『ジウ』で、食堂のおばさん役の岸本加世子さんを観た時、あまり久しぶりだったせいか、役柄のせいか、二重あごのせいか、、、年月が経ったことを感じました。すっかりおばさんになっている。

だって、フジカラー♪♪のCMで樹木希林と出演していた時(多分もう30年くらい前のことだと思うけれど、「美しい人は美しく、そうでない人はそれなりに〜」ってすごく受けた)の彼女と樹木希林を比べると、希林さんは全然イメージが変わらない(始めから老けていた?)のに比べて、彼女は年月を感じた。とは言え、自然で決して悪い感じはしなかったのだが。(もっとも子供が30年過ぎれば30歳、それはもう別人だし、20歳の人が50になればそれは変わりますよね?だからその差は若い程激しいのでしょう)

又、先日テレビで久しぶりに女優の浅野ゆう子さんが出ている刑事物を観た時も、時々彼女は観ていたから今回は急な変化だったのか、「いやあ、女優さんでも老けちゃうんだ」ってびっくりした。
プロポーションが良かった彼女が、ちょっと精進を怠たったかな?と思わせるような感じで全体が幾分重くなっていて気になった。太ろうがなんだろうが全く構わないのだが、今の彼女そのものを使えばよいのに、昔のイメージにあてはめようとしているような感があり、少々無理を感じた。多分その人の年齢にしては素晴らしいのだが、世の中にはもう若い格好いい子たちがわんさといるので、年取ってプロポーションで競っても仕方ない。


八千草薫さん、野際陽子さん、市原悦子さん、黒柳徹子さん、若尾文子さん、岸恵子さん、樹木希林さんなどは年の取り方に不自然さがなく、私にとってはいつまでも若く美しく、本当に年齢を感じさせない素敵な女優さんたちだ。多分並々ならね努力をしておられるのだろうが、自分に合ったセンスの良さとプロの女優魂みたいなものを感じる。
美貌だけを売っているのではなく、その人自身から出て来るプラスαがある女優さんたちだ。

多分、吉永小百合さんや大竹しのぶさんや桃井かおりさん、竹下景子さん、余貴美子さん、原田美枝子さんなんかもその部類に入っていくのではないだろうか。
中谷美紀さんなども、女優魂を感じるから、年齢を重ねてそうあって欲しい。

異様に皺がなくて、お肌がつやつやで、痩せて贅肉がなく、いつも口角が上がり、目尻がたれ下がらないように色々努力するあまりむしろ引きつり・・・という見かけ重視のメンテをしている女優さんやタレントさんが最近多いが、どうもそういう人は私にはあまりきれいに見えない。


人のことを言うのは簡単だ。
だから勝手な言い草はこれくらいにして、明日61歳になる私も精進しよう。

周りの美しい人々からいっぱい元気をもらって、太っていたっていいし、若く見えなくてもいい、けれど、自分をしっかり持ったセンスの良い女性になりたいものだ。
女の真価はあらゆるものが内面から滲み出て来る還暦過ぎてからさ!

「美しい人は美しく、そうでない人もそれなりに・・・」

0 件のコメント:

コメントを投稿