2012年6月7日木曜日

『家族のうた』〜オダジョー不振?

面白かったんだけどな!

久しぶりのオダギリジョー主演の番組、8回で打ち切りになってしまった。
作品のメッセージが全く伝わらず、尻切れトンボでちょっと消化不良ぎみ。

無くなってしまった3回分でどのようにまとめ、表現していたのか気になるところだ。

ユースケ・サンタマリア、大塚寧々、トータス・松本、貫地谷しほり・・・毎回何気なく登場するゲスト等、わきをかためる癖の強い役者さんたちに引かれて、「このメンバーなら多分面白いのではないかな?」と思って観ていたのですが、、、

今まで、結構私が気に入って観ている番組が、最低視聴率だったとかの経験が多々あるので、私の好みは多分一般受けしないのでしょう。
例えば、大河ドラマでは『花の乱』とかは本当に素晴らしくて・・・でも後で知ったら最低視聴率だったらしい。同じように低迷していた『江』などは、私にとっては質の上で全く違うものだと思う。何故ならばあまりにもつまらなくて途中で観るのを止めてしまったくらいだから。
視聴率でみると、自分の好みは「あれ、あれ、、、これも低いの?」って感じで、微妙な気分です。

そういえば、個性豊かなこだわりのあるお気に入りの店が経営困難になってよくつぶれます。

今回の作品は第一回目で、『やっぱ観るのやめよう!』と思ったから。
初回のできがしっちゃかめっちゃかで、飛び過ぎていてテンションが高過ぎ観ていてとても疲れました。それにわけの分からない、ちょーしづいた軽めのおふざけ番組に見えてしまったことが敗因ではないかと感じます。

他にも盗作騒動とか色々あったようですが、本当に内容が面白ければ観るでしょう。
初回の視聴者を二回目に引きつけることができなかった。初回でみんな見切ってしまった、のだと思います。なぜなら視聴率の推移を見る限り、見切らなかった人たちは最後まで続けて観たのですから。

たまたま2回目も観てしまった私は、初回のくだらなさに比べ「あれ、そんなに悪くないよ、これ!」と、好感を持ちました。むしろ台詞の面白さ、今の時代に欠けていることやものへの挑戦的着眼点に興味を覚えました。

『ミジンコ』はなかなかいい!  『ロック』も!

「我が家でも、なにミジンコみたいなこと言っているのさ」と小さなことでぐちぐち悩んだりするとついミジンコが出て来るくらいだから。
まあ、難点は私でもあげられるくらいたくさんあるので、脚本家やスタッフは原因追及して、頑張って今回の失敗を乗り越えて欲しいです。

「この面白さがわからないなんて、おまえら〜ほんと、ミジンコだよ〜」って早川正義さんに言われそうですが・・・

斉藤和義さんの『月光』ってエンディングテーマは、この番組そのもので、ずしんときてなかなか良かった。歌詞の中に、人生があるから。私の itunes にしっかり入っています。それからオープニングの曲も「ロックだぜ!」ってガンガン来る・・・そういうこだわり、好きです。

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