2017年12月19日火曜日

20. 網膜剥離再手術⑥シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術1ヶ月後

黄斑円孔に始まり、そこに網膜剥離と網膜剥離の再発が加わり以下の記事をシリーズで書いてきました。

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜術後2年目の様子
11.黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半の様子
12. 黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 反対側の目の網膜剥離手術② 〜今回の原因
14. 黄斑円孔手術その後、反対側の目の網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子

15.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々
16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル
17.網膜剥離再手術③、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜術後2ヶ月


20. 網膜剥離再手術⑥シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術1ヶ月後

今回は20番目の術後1ヶ月です。

21.右眼の黄斑円孔と左眼の網膜剥離手術3回の記録 〜最後の手術から半年後

22. 黄斑円孔と網膜剥離の手術〜その後のまとめ

『メモ』
オイルを抜く手術後1ヶ月が過ぎました。
今までやった四回の手術の中ではうつ伏せもなく、一番楽に過ぎたので回復も順調です。
昨日の検診では、「異常無し、網膜は無事です。」だそうです。

裸眼で生活している私にはやはり厳しい日々で、特に視界改善の変化があまりないのは歯がゆいです。



裸眼の視力は0.1で矯正で0.7、退院時と大差無しです。
一回目の剥離の後は矯正で1.2がすぐに出ました。裸眼でも手術直後で0.7出ていたので、なんだかもったいないような出来事です。
自分では近くがよく見えるので、老眼鏡が不便になりました。右目は必要なのに左は邪魔、という矛盾で、まだ視力が定まらないので、メガネを作ることができません。

右目と左目の世界が両方見えるので、とても困ります。両者の見え方にかなり差があるので重ならないのです。片目でごまかしたりして調整していますが、目を開くと随分ややこしい世界が二つ交差するので意識でどちらかを選択するようにコントロールしますが、なかなか消えてくれず、バラバラの画面を見なければならないことも多々有ります。

左目の剥がれた部分は、かなり歪みが残るので、これが黄斑円孔の時のように戻ってくれると良いのですが、あまり期待できないかもしれません。
縦横のラインが波打っていることと、奇妙なところに膨らみができて、人の顔の識別が難しいです。

線を引くのが大変です。何本も線が見えてしまうから。

文字を書くのも大変です。ペン先を置いた場所がずれを生じるので、思った場所とことなてしまい文字にならないことが多々有ります。そしてまっすぐ書けないので、仕上りがとても悪いです。手紙やハガキをきちんと仕上げるのはとても神経を使いますし至難の技です。

横文字は波打っているので、正常の方の目とずれた曲線グラフのような状態になり漢字や仮名と比べると識別が難しいので、読むのに苦労します。目を色々な角度に動かして見えるところを探します。それを繰り返すのでとても疲れます。

先生は、重症だったので、どうしても後遺症が残るということと、個人差があってどれくらい改善されるかは言えないとおっしゃっていました。

とりあえず、慣れると良いのですが・・・もう少し様子を見ます。

度重なる手術で瞼が下がってしまったのですが、それはもう少し先になって対処法を考えるということで、しばらく様子見です。
点眼はまだ続きます。三本三回と、二本一回です。

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