1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった
2.黄斑円孔〜不思議な世界
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄！
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後１ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後２ヶ月検診、反対側の目も手術が必要！！
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた！！
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜術後２年目の様子
11.黄斑円孔手術その⑨ 〜術後２年半の様子
12. 黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった！
13. 黄斑円孔手術その後、 反対側の目の網膜剥離手術② 〜今回の原因
14. 黄斑円孔手術その後、反対側の目の網膜剥離手術③ 〜術後１ヶ月以内の様子
15.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術① 〜手術後１か月で再発！！ 悪夢の日々
16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後１ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル
17.網膜剥離再手術③、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜術後２ヶ月
18. 網膜剥離再手術④、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術３日前
21. 右眼の黄斑円孔と左眼の網膜剥離手術３回の記録 〜最後の手術から半年後
今回は再発した網膜剥離のシリコンオイルを除去する手術の３日前の様子です。
今回は再発した網膜剥離のシリコンオイルを除去する手術の３日前の様子です。
２０１７年１１月も半ば近くになりました。今年は目の手術の入退院で終わりそうです。
５月末、翻訳した本の発売日の翌日網膜剥離が起き、緊急入院緊急手術でどうにか失明を逃れました。理由は別に翻訳で目を酷使したせいではありません。体質その他はっきりしない諸々の理由が重なって生じたものであり、シリーズの初めの黄斑円孔の時点ですでにその兆候があったのだと思います。
それが記念すべき日に発病し、しかも手術台の上で誕生日を迎えることになったのですから一生忘れることができないと思います。翌日に渡る真夜中の手術でした。
とても珍しい位置の手術の難しい位置の網膜剥離だったので、先生から「今は手術で９０％の網膜剥離は完治します。けれどあなたの剥離している位置はくっつくにはとても難しいところなのです。一番理想的な体位は逆立ちです。でもそれをし続けることはできないから・・・実際剥がれやすいのです。」と言われました。
先生はとても注意深く観察してくださり、普通より少し長めの入院になりましたが、一応落ち着いたので退院しました。けれど、それから１ヶ月後に、再発してしまいました。
６月末、緊急再入院の再手術で、病棟に出戻りました。
みなさま暖かく迎えてくださいましたが、大変な日々を過ごしました。それは15.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術① 〜手術後１か月で再発！！ 悪夢の日々
16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後１ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル に書かれています。そしてほぼ５ヶ月経ち今回、オイル除去手術の直前になりました。
私の翻訳本の著者である、サティシュ・クマール師が来日され、１０日余りの講演滞在の最後の３日ほど自由時間を与えられ、やっと私たちとの時間を持つことができた次第です。今朝軽井沢からインド経由でイギリスに帰国されます。
どうしてもこの時の入院は避けたかったので、先生の提案から少し遅らせていただき、明後日入院です。そのお陰でとても素敵な時を持つことができました。
さて、術後３ヶ月目の検診結果をブログにしなかったのは、大きな変化がなかったからです。左目は相変わらず水中でものを見ているようです。ほとんど初めと変わりません。ゆがんでいます。色彩もぼんやりしています。
左右の差が著しく、とても生活しにくいです。光に敏感でサングラス無しで外に出るとガンッときます。距離感がありません。足元の階段は最後の一段があるのかないのかわかりません。夜の闇は最も危険で、ライトがハレーションを起こして空から見た夜景のドマン中に自分がいるようです。光が横行しています・・・と書いているときりがないのでここでやめますが、
オイルを抜いて果たして変化があるのか、このまま変わらないのか？が私の最大の注目点です。
この変化を楽しみに手術に向かいます。
変わらないと今のように0.06弱の視力をメガネなしで生活することになります。ほとんで片眼であり、慣れるしかありません。
その時はどうにかメガネで調節ができるようになるよう祈るばかりですが、反面、オイルを抜いたら少し視界がはっきりするのでは・・・？と期待もしています。先生はしてみないとわからないというお返事です。
前回の手術のように、重くなりませんように・・・
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