2017年6月20日火曜日

14.黄斑円孔手術その後、反対側の目の網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子

黄斑円孔について下記のように書いてきましたが、そこに網膜剥離が加わりました。


1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜術後2年目の様子
11.黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半の様子
12. 黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、反対側の目の 網膜剥離手術② 〜今回の原因

14. 黄斑円孔手術その後、反対側の目の網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子

15黄斑円孔その後、反対側の目の.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々


16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル


17.網膜剥離再手術③、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜術後2ヶ月
18. 網膜剥離再手術④、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術3日前
19. 網膜剥離再手術⑤、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術と術後
20. 網膜剥離再手術⑥シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術1ヶ月後
21. 右眼の黄斑円孔と左眼の網膜剥離手術3回の記録 〜最後の手術から半年後
今回は退院後の様子について書きます。

K病院の硝子体手術はだいたいが1週間の入院です。
あとは自宅で病院と同じケアをして、外来で経過をチェックします。

私の場合、特殊な網膜剥離の手術でしたので、くっつきにくい場所、そして剥がれやすい場所ということで延長になり、10日間の入院を言い渡されましたが、最終的には安定しているということで9日間で済みました。この退院が1日早まった時の喜びときたら!!!本当に幸せでした。



けれど、とても剥がれやすい要注意人物だったので、先生によくよく気をつけて家に帰ってからも手抜きをしないでうつ伏せを続けるようにと言い渡され、それは、長い、長〜〜いうつ伏せ期間でした。何をするにも下ばかり・・ソファーに頭を上にして寄りかかりたかったです。

眼内のガスが消滅するまでに2週間はかかります。前回の黄斑円孔の時も上述の項目で述べている通りほぼ同じでしたので、それくらいが目安だと思います。最後に小さな泡になってふわっと消えて行く時は、あまり長い付き合いで私につきまとっていたので、寂しいくらいでした。
その泡の様子や黒い影は黄斑円孔のブログを読んでいただけばほぼ同じです。

退院した週の土曜日に検診がありました。まだ網膜はくっついています。視力はだいぶ見えにくいです。Cの字は円にしか見えません。区切りなし。しかも薄ぼんやりしています。
レンズを入れてもあまり関係ありませんでした。

何よりも目が痛痒くて、充血していました。特に点眼すると余計痛くなるので、副作用が出ているのではないかと不安になりました。私はダメな薬だらけなので・・・

先生にそれを話したら、
「縫った糸が当たっているのでしょう。自然に溶けるけれど抜いてしまいましょう」と言って、その場で抜糸する雰囲気。内心『嘘でしょ?ここで?』と思いましたが、言ったと同時に行動している先生なので、痛み止めの目薬です〜と言ったかと思ったら、もう抜き始めていました。

心の中で「先生、まだ薬効いてないよ〜〜」と叫びながらゲンコツを握りしめ・・・3箇所抜かれました。涙ボロボロ、痛かったですが、その後目の中がとても楽になりました。先生の器用な腕は信じていたので、とにかく動かない騒がない、先生を信じるのみで乗り切りましたが、痛いのなんのって!

それにしても3箇所も縫ってあるなんて鏡を見ていても気づきませんでした。
この日に洗顔、洗髪の許可がおりましたが、絶対に目に何も入れないことが条件でした。

この1週間後にもう一度検診があり、
充血も痛みもなくなり、目に異物(埃、汗、水、洗剤・・等)を入れないこと、点眼と消毒を忘れないこと、衝撃を与えないこと、運動はダメと注意をされ注意深い日常が続いています。

自分の症状としては:
外に出るとクラクラするほど異様に眩しい、サングラス無しでは歩けない。
左右のバランスに慣れない。一歩一歩踏みしめて歩く感じ。
家の中と外とでは距離感がまったく違う。
物がかなりゆがんで見える。
飛蚊症の残骸のような黒いツブツブが日によってたくさん出現したり、ふよふよ飛び回っているが、全体的には少しずつ減少しているような気もする。虫と間違えて払ったりするので、結構邪魔。特に白い壁は注意。
眼が半開き状態で、左右の大きさがかなり違う。
手術前のような視界に欠けた部分はない。
全般的に色彩が薄い。


私は2年半前に右目も手術しているので、何とも言えませんが、やっと視界が正常に近づいてきたと思っていた矢先の左眼の手術だったので、やはり右か基準になります。
左は、ぼんやり、右が写真だったら、左は大雑把な油絵程度の精密度です。
左の歪みは細かく小刻み、顔などは中心が左の方に引っ張られて多少ひょっとこ状態の感じですが、右はまだ多少歪んでいるけれど、緩やかなカーブでそんなものだと思えば気になりません。
何もかも細くていびつです。

けれど、両眼で見るとどうにか帳尻が合います。
外でも、これが通用すると良いと思いながら、今回もまとめを終えます。

家から外に出た時の光による目くらましのような衝撃と、階段、足元に注意をお忘れなく。


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