2016年10月3日月曜日

黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子

10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜術後2年目の様子
11.黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半の様子

12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々


16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル


今日は術後2年目の検診に行ってきました。
眼は大分慣れてきて、日常生活には差し障りなくなったように思います。眼鏡をかければ細かい文字もmixすることなく判読可能になりました。数字もアルファベットもOKです。

ただし、左眼の、手術を免れた方の目の歪みがどうも気になるので、先生にお聞きしたところ、
「左眼は運良く網膜と硝子体が剥がれ引っ張られることはなくなりましたが、この画像でもわかるように、剥がれた膜が部分的に網膜の方に残っているために歪みが生じるのです。今日はまだ矯正視力で1.2出ていますから問題ないと思いますが、これ以上悪化させないためには手術をして残った膜を完全に剝ぎとるという方法もあります」と言われました。

「けれど、綺麗に剥ぎ取ったからといって、完全に治るとは言えません、あくまで悪化させないためという感じでとらえていた方がいいかもしれません。」という極めて曖昧なお返事をいただきました。

「黄斑円孔の手術より大変な手術なのですか?」とお聞きすると。
「同じようなものです」ということで・・・ムムム

とりあえず今は不自由していないので、そのままで様子を見ることになりました。

つまり、今私の目は、煙突が波打ってくねくね上に伸びているように見えます。電信柱も蛇が上に向かって移動中みたいにクネクネしています。ビルの側面も、ゆらゆら緩やかなカーブを描いて屋上まで伸びています。地震が起きて揺れているみたいなので、できるだけ片目で見ないようにしています。

垂平面はそれほど気になりません。たぶん気にしていないからなのでしょう。

不思議なことに、右目は左と対称になるようにカーブします。術後の視界は随分回復し、まっすぐに近くなってきましたが、まだ少しゆらゆらしています。
しかも左眼に連動して反対のカーブを描いて視界を修正しています。

穴が開いていた時に比べればなんということはないので、生活していますが、この歪みが取れたら人の顔がもっとはっきりすることでしょう。

運転もできるし、(夜の運転は相変わらずライトが眩しすぎて危険ですが)そんなに困ることはないので、しばらく様子を見ましょう。

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