2017年7月31日月曜日

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル

黄斑円孔について下記のように書いてきましたが、そこに網膜剥離と網膜剥離の再発が加わりました。


1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜術後2年目の様子
11.黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半の様子
12. 黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 反対側の目の網膜剥離手術② 〜今回の原因
14. 黄斑円孔手術その後、反対側の目の網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子

15.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル
17.網膜剥離再手術③、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜術後2ヶ月
18. 網膜剥離再手術④、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術3日前
今回はその16回目、緊急手術の後2週間の入院、そして退院し、かろうじて1ヶ月が過ぎました。前回はその1ヶ月直前に網膜剥離が再発してしまっていたので、おどおどして毎日を過ごしていましたが、どうにか1ヶ月はクリアできました。

2017年7月、殊の外暑い日々が続いています。
夏の手術はきついです。退院してから食欲が戻ってくるのに10日ほどかかりましたが、今はすっかりものの味を感じられるようになったし、空腹感も出てきたので、もう体力的には大丈夫だと思います。

土曜日の検診では、「視界が変わりましたね?」と言われたのですが、自分ではあまり自覚がありません。まだ霞がかかっているし、ゆがんでいるし、実際左眼はよく見えません。裸眼では自分の顔はいくら見ても白いのっぺらぼうです。

しかし、矯正視力がでました。前回はどんなレンズを使っても視力に変化がありませんでしたが、今回は無理やりこじつけて0.6が出たそうです。
これでもいざとなったらメガネをかければ0.6までの視力が出るということなのでしょうか。

あと、老眼鏡をかけて遠くを見ると裸眼よりかなりはっきりと見えることを発見しました。手元を見る老眼なのに、ぼやけているには変わりないのですが、遠くが近視の眼鏡をかけたみたいによく見えます。今遠視状態ということでしょうか。

ガスを入れる硝子体手術と違い、今回は重症の網膜剥離に適応するシリコンを使った網膜復位術だったのですが、ネット上で情報を集めてもあまり、私の症例に当てはまる記事が見つかりません。同じ名前が付いていても症状が違ったり・・・私のように苦しんだ人や痛みがひどかった人の記事もあまりありませんし、数ヶ月後のオイルを抜く手術の具体的な様子もよくわかりません。

ですから、そちらの情報は書き留めておこうと思います。

先生は今までの手術と同じくらいの日数の入院が必要です。ということと、今回の手術よりは少し楽ではないかと思うとおっしゃるのみで・・・

私の仮説では、オイルを抜き取った後、もしかしたら又抜き取ったオイルの代わりにガスを入れうつ伏せをしなければいけないのではないだろうか?オイルを抜くときのコンディション次第では、別の処置が加わる可能性もあるのでは・・・?と不安を感じています。そしてはじめは抜くだけだからすぐに済むのかと思っていましたが、念には念を入れて再発防止のため、又回復するのに同じくらいの日数を要するのでは?と・・・。

10月11月はとても忙しく、この顔で人様の前には出にくいので、時期を選ぶのに慎重に対処しなければなりません。
先生は最低限の説明で、不安を感じさせずに、でもやらざるをえない風に持っていくのがとても上手なのです。何しろもう3回手術をしているのですから。そして次は4回目になるのです。

退院して2週間は体調を戻すのにとても手間取り、目の調子もあまり良くありませんでしたが、1ヶ月が過ぎ、黄斑円孔の時と同じくらいのペースで快復しているような気がしています。ただ、視力がどの程度戻るのかは、同じ目で2回の手術を体験するとあまり期待できないようです。その過程は自分の身を持って体験して書き記していこうと思います。

普通の生活に戻し、少し生活をしてみるようにと言われました。そしてオイルを抜く手術に備えましょう。今回の手術のような痛みと苦しみにはなりませんように。

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