1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった
2.黄斑円孔〜不思議な世界
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄！
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後１ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後２ヶ月検診、反対側の目も手術が必要！！
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた！！
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜術後２年目の様子
11.黄斑円孔手術その⑨ 〜術後２年半の様子
12. 黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった！
13. 黄斑円孔手術その後、 反対側の目の網膜剥離手術② 〜今回の原因
14. 黄斑円孔手術その後、反対側の目の網膜剥離手術③ 〜術後１ヶ月以内の様子
15.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術① 〜手術後１か月で再発！！ 悪夢の日々
16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後１ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル
17.網膜剥離再手術③、シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜術後２ヶ月
20. 網膜剥離再手術⑥シリコンスポンジとシリコンオイル編 〜オイル除去手術１ヶ月後
21. 右眼の黄斑円孔と左眼の網膜剥離手術３回の記録 〜最後の手術から半年後
22. 黄斑円孔と網膜剥離の手術〜その後のまとめ
今回は２１番目の術後半年です。
三年前に右眼の黄斑円孔の手術をし、昨年左眼の網膜剥離の手術を３回しました。
その過程は上述の通りです。
右はかなり視力が戻りました。先生の「長い時をかけて徐々に治っていきます。治らない人もいますが・・・。」のお言葉の通り、私の右眼はかなり視力を取り戻しています。ただし黄斑部分は網膜から切り離した部分が紗がかかった感じですりガラスを通して物を見ているような感じがあるので本当の視点の中心は少しぼやけます。
この土曜日に両眼の検診がありました。
右眼１．２近く 幾分歪んでいる
左眼０．１弱 歪みはかなりひどい
あまり変化なしです。
矯正視力は聞き忘れました。
車の運転も再開しました。
硝子体手術をしている人は事故を起こした場合は自己責任だそうなので気をつけて慣れた道だけの運転です。
夜は怖いです。眼鏡をかけないとライトがハレーションを起こして光が飛び散るのでとても運転しにくいので運転はしません。
けれど眼鏡をかけるとプリズムというのが働いて焦点を合わせやすくなり、ライトもそれほど気にならなくなったので、慣れの問題かもしれません。
人とか車とか信号とかは眼鏡をかければよく見えます。あとは狭い駐車場の幅などが掴みにくいです。
日常生活には困らなくなりました。ティポットからお茶を注いでもちゃんとカップに入るようになりました。お線香に火をつけるのは少し大変です。針仕事も黒い布などは大変です。
階段は時々最終段を見落とします。薄暗いところがとても見えません。
以前から悩んでいた左眼のまぶたが下がってしまった問題は、先生も家族も友人も、少しずつ上がってきているというので、手術はもう少し様子を見てからになりました。次回の８月の検診まで保留です。
目の筋肉も少しずつ回復しているのでしょうか？
不思議な現象は「裸眼でも結構暮らせる」ということです。
白内障の手術を同時にしているので、右は老眼、左は近眼です。
すごいガチャ目でしかも視界はかなり歪んでいる。けれど両目が補い合っています。
したがって近くを見るときは左で、遠くを見るときは右で自動調整をしているようなので、意外と困りません。
細部はあまり気にしないのがコツです。
これも最悪を経験しているせいで、ありがたく感じるのでしょう。ほとんど失明でしたので。
次回の報告のときはより改善されているといいのですが・・・目を痛めている人が読んでいるとしたら、楽しみにしてください。
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